秋山雅史もの語り

「”人の輪を広げるお店日本一”を目指します!」

起業のきっかけや、起業当初のことをお聞かせください。

二〇〇二年八月、二十六歳のときに友人のK氏と共に「人生の成功者になる!」と、根拠のない自信を胸に、勢いだけで創業。しかし、出店資金の九十九パーセントが借入金という無謀なチャレンジで、開店一カ月目には資金繰りが焦げ付いてしまいました。金なし暇なしの毎日で、いつ墜落するかわからないような状態でした。

経営に対する不安から、スタッフが一人脱落し、共同経営者のK氏も家庭の事情で辞めてしまいました。そんな状況の中、結婚を決意して「さぁ、これから仕切り直し!」というときに、最後のスタッフも脱落……。結婚式を目前に、嫁と二人で店を運営する絶体絶命のピンチにさらされました。

 

そんな大変な状況を、どうやって乗り越えたのですか?

史上最悪の業績を記録して、どうにもならない状態で「もう、ダメかも」と落ち込んだとき、店舗物件を紹介してもらった大城社長のところへ相談に行きました。まだANGが設立される五年前のことです。大城社長から経営コンサルタントの松尾社長をご紹介いただき、お二人から経営のサポートをしてもらいました。

当時は経営のことが全然わかっていなくて、年商何億の店にしたいとか、数字のことばかり言っていました。大城社長はそんな夢を真剣に聞いてくれて、仕事が終わってから夜通しで経営計画書作りに付き合ってくれました。

正直、お金も借りたかったのですが、自分で集めるように提案されたんですよ。あちこち走り回って、ありったけのカードで集めた資金でお店をアイリッシュパブにリニューアルしました。今考えると、あのとき安易にお金を借りていたら、自分は終わっていたなぁと思います。自力で乗り越えたことが力になりました。苦労して集めたお金だから、よく考えて意味のある使い方をしようと思いました。

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